数値・グラフで見る[フコイダンの研究データ]

細胞賦活活性

細胞賦活活性についての実験結果
WST-1評価法を用いてヒト繊維芽細胞に対して、トンガ産フコイダン1%はヒアルロン酸Naとの比較において顕著な優性が認められた。

抗酸化活性

抗酸化活性についての実験結果
同一濃度のヒアルロン酸と消去酸素実験をしたところ、ヒアルロン酸に比べトンガ産フコイダンが約6倍程度の抗酸化作用が確認された。

短期保湿効果

女性2名(平均35.4歳)男性3名(26-58歳)を対象に常温定湿下、皮膚における保湿値を測定した。15分後にはトンガ産フコイダン1%水溶液の値は水に比べ約2倍の皮膚における保湿値が確認され、その後、水の保湿地は測定開始時の値に低下する反面、トンガ産フコイダン1%水溶液の値は保湿を保ったままとなった。

保湿効果

保湿効果についての実験結果
男性(36歳)を対象に常温定湿下、ヒアルロン酸Na1%水溶液と時間経過における保湿効果の比較を行った。開始後約10分で一時はトンガ産フコイダン1%水溶液、ヒアルロン酸Na1%水溶液ともに同程度の保湿数値を示したが、その後、ヒアルロン酸Na1%水溶液の数値は低下する反面、トンガ産フコイダン1%水溶液の数値は同レベルの値を維持した。

他海藻抽出フコイダンとの比較

各1%水溶液の比較では、トンガ産フコイダン1%水溶液の粘度の高さが顕著に確認された。これは、平均分子量1,200千(他社平均200千)という高分子フコイダンに起因するためである。外観比較では、他は黄褐色から黒褐色に対し、トンガ産フコイダン1%水溶液は澄明、ほぼ透明色である。臭気比較では褐色ほど臭いが強いことが確認された。

平均分子量と美肌効果の相関

平均分子量(K) 保水活性 保湿活性 皮膚弾性への効果
1200
800 × ×
550 ×
200 × ×

分子量の差異における比較を行ったところ、高分子量のトンガ産フコイダン(分子量1,200千)は美肌効果の判定要件である保水活性・保湿活性・皮膚弾性への効果がすべて顕著に優れていることが認められた。

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研究実績[フコイダンの研究]

これまで取り組んできた研究実績を紹介しています。